急な石段を登った先にそびえる大提灯と阿吽像が目印の本堂の表門が参拝の皆さまをお出迎えします。
本尊・毘沙門天が祀られているお堂です。 徳川家寄進により建てられた本殿や唐門は日光東照宮の建築様式を色濃く受け継いでおり、通常の寺院建築にはあまり見られない鮮やかな彩色や装飾もぜひご覧ください。
豊臣秀吉の母・大政所ゆかりの弁才天で、大阪城や高台寺を経て、毘沙門堂の地に祀られています。 別名不老弁才天。
霊殿の天井の守護龍は、江戸時代の絵師・狩野永叔主信の作とされています。
龍の鋭い眼つきや顔つきは、見る角度によって変化します。四角の雲の色彩を違えているのも特徴。
宸殿内部の障壁画百十六面は、すべて狩野探幽の養子で駿河台派の始祖・狩野益信の作。
どの角度から見ても、鑑賞者が中心になるという逆遠近法の手法が用いられている珍しい襖絵です。京都市指定文化財
江戸初期の回遊式庭園です。「心」の裏文字を形取った池に、亀島、千鳥石、座禅石などが配置されており、池の周りの草木は四季の風景を彩ります。
毘沙門堂では四季折々の花や草木が境内や晩翠園を彩っています。
特に春は桜、秋は紅葉の名所として多くの方に参拝いただいています。
※最新の境内の情報は「花・紅葉だより」「毘沙門だより」をご覧ください